膨大なデータもクリック数回でインポートできるなんて素敵すぎる!
データの移行や復元などで使うことになる「MySQLデータをインポートする方法」です。モデルサーバーはwpXサーバーを使っていますが、他サーバーの場合も同じような機能がついているので参考にしていただければと思います。
今回は2つの方法をお伝えします。
01. 「データベースのバックアップ」からMySQLをインポート
まず1つ目の方法はとてもシンプルです。
↑wpXサーバーの管理画面「ホーム」を開きます。
↑保有しているワードプレスサイトから、MySQLデータベースのインポート先を選んで、「設定」をクリックします。
↑画面を少しスクロールすると、「データベース管理」という項目があるので、「データベースのバックアップ」右側にある「バックアップ」をクリックします。
↑「インポート(還元)」で、①「ファイルを選択」したら、②「インポート実行」をクリックします。
↑問題なくインポートが終了すると、「インポートは正常に完了しました。」と表示されます。ホーム画面に戻り、ダッシュボードに入れるかチェックしてみてください。もしくはサイトURLを入力してちゃんとデータが反映されているか確認してみてください。
02. 「phpMyAdmin」からMySQLをインポート
2つ目の方法はちょっとだけ複雑ですが、使っているサーバーの種類問わず使えます。なので、1つ目の方法よりこちらの方が重要です。
↑一つ目の流れと途中まで同じですが、ここで分かれます。「データベースの管理」から「phpMyadmin」の「ログイン」をクリックします。
↑なにやら難しそうなページが出てきました。でも大丈夫。やることはいたって単純です。左側にある「information schema」ではない方(ここの名前は人それぞれ違います)をクリックします。
↑さらにゴチャッと出てきて嫌になりますが、気にせず下に画面をスクロールします。
↑「すべてチェックする」のにチェックを入れます。そして右側にある「チェックしたものを:」のプルダウンメニューから、
↑「削除」を選択します。はい or いいえを問いかけられますが、迷わず「はい」でOK。
↑データが丸っと消えますが、慌てずに。
↑空になったデータに、新しいMySQLデータをインポートしていきます。
↑「ファイルを選択」をクリックして、新しくインポートしたいMySQLファイルを選択します。非圧縮、圧縮どちらもいけます。
「ファイルの文字セット」はデフォルトで「utf-8」になっているかとは思いますが、念のため確認して他のものになっていたらutf-8にしてください。
↑他も特に設定はそのままで大丈夫です。一番下にある「実行」をクリックします。
↑問題なく終了すると上記のような表示が出ます。これでインポートは完了です。お疲れ様でした。
画面真っ白……こうやって直しました。
インポートが完了したら、新しいデータをインポートしたWebサイトをチェックすると思います。この時もしもサイト画面が真っ白になっていたら……
ほんの少しでも設定が噛み合わないとそんなことも起こりえます。実際に私も経験してちょっぴりドキドキしたので、シチュエーションとその時の対処法を書いておきます。
はじめに、キャッシュが残っていると対処してもそのままの状態なので、急ぎの場合は対処後にキャッシュをクリアしましょう。
真っ白になったシチュエーション1
現在存在しているドメインのWebサイトのデータを丸っと別ドメインにも適用させた場合、サイトURLをクリックしても画面は真っ白だった。
対処法:データ元のワードプレスを消滅させる(データ元のワードプレスを削除して、ダッシュボードからログインし直したら別ドメインでサイトが表示されました)
真っ白になったシチュエーション2
すでに失効済みのドメインにあったMySQLデータベースを新ドメインに移行した場合、サイトURLをクリックしても画面は真っ白だった。
対処法:ダッシュボードからログインし直す(ログインデータを変更していなければ、新しいドメインからのダッシュボードであっても、過去の(MySQLのデータ元)ワードプレスログイン情報が適用されます。間違えないようにお気をつけて。